ニオイの注意点と対策は術後の課題

子宮が細菌に感染しているサインである可能性が否定できない

匂いに鼻をつまむ女性|中絶手術の後に気を付けたいこと

適切な処置が中絶手術後に行われたとしても、人体の特徴は十人十色なので不測の事態が発生する可能性を考慮に入れておくことが大事です。

特に注意するべきことは、強いニオイを認識した場合です。

中絶手術後の子宮に傷ができているので、そこに細菌が入り込んでしまい病気になっている可能性があります。

あくまでも可能性の一つに過ぎず、原因が他にあることも十分に考えられます。
しかしながら、中絶手術後には細心の注意を払いながら生活することになるので、相対的に細菌感染を疑う他に答えがなくなるとも言えます。

このようなケースの注意点は、自身で勝手に症状の原因を判断しないことです。嗅覚を強く刺激する根源が下腹部にあるのなら、できるだけ早く医師に診てもらうことが大切です。
細菌感染であれば、治療開始が遅れると完治するまでに時間がかかる傾向にあるので注意が必要です。

ニオイを抑えるためにできることは2つある

悩める女性||中絶手術の後に気を付けたい事

中絶手術後のニオイが気になると、精神衛生上良い社会生活を送ることが困難になりがちです。

それほど嗅覚を刺激するようなものでなくても、第三者からどのように思われているのかが気になって本来行うべきことが手につかなくなるからです。その結果、仕事でミスを頻発したり家事が思うようにはかどらなかったりすることが考えられます。

このようなことがあると、ただでさえ心身ともに不安定な時期に追い打ちをかけてしまうことにもなりかねません。ですから、ニオイを抑える策を講じる必要があります。
ひとつは、下腹部を注意深く消毒することです。術後に子宮から排出される体液などが、菌と結びつくことがあるからです。

もうひとつは、厚着をすることです。中絶手術後に体を冷やすと痛みが増すことがあるので、一石二鳥の対策であると言えます。