めまいなどの注意について

中絶手術の初期と中期の違い

めまいに悩まされる女性|中絶手術の後に気をつけたいこと

中絶に最も適しているのは妊娠6週目から9週目です。10週目に入ると中絶後に出血が多くなります

初期中絶手術といい妊娠11週目までは吸引法と掻把法を使います。

手術は10分程度で手術は終了しますし、日帰り手術も可能です。

妊娠12週目以降は中期中絶手術といい、初期の方法とは異なり出産と同じ方法をとります。

通常の出産と同じように陣痛促進剤を使って子宮に陣痛を起こして流産させる方法です。すぐに陣痛が来れば一日で手術は終了しますが、2~3日かかる場合もあります。流産の処置が完了した後は胎盤などを掻き出して終了となります。

初期中絶も中期中絶も麻酔を使用しての手術となる為痛みは感じません。

手術後の子宮の戻り具合の確認がその後行われます。これは出産後にも同様に行う工程です。

中期中絶は長い場合4~5日の入院が必要となります。

中絶手術後の子宮の状態

腹痛に悩む女性|中絶手術の後に気を付けたい事

子宮はとても治癒力の優れた臓器です。
毎月の生理時に子宮内部は傷つきますがそれもすぐに再生治癒する能力を持っています。

中絶手術は子宮に傷を付ける事になるので出産と似た状態にあります。子宮の傷は出産は2ヵ月で、中絶手術でも1ヵ月もすると子宮は元の状態にもどります

中絶手術後は注意の必要な事があります。それは再診の予定日には必ず診察にくる事と、月経以上の出血量、痛みや熱が出た場合にはすぐに受診する事です。

また手術後の出血は1週間から10日程で止まりますので、いつまでも出血が続く場合にも注意が必要です。

その他、中絶手術後には頭痛やめまい、頭重、肩こり、胸の張りなどの症状が出やすいので無理をしないようにします。

基礎体温をはかり排卵があるかどうか確認します。また注意する事として50日たっても生理が再開しない場合とめまいが続く時は受診をします。