術後は体調回復が大事、避妊に失敗したらアフターピル

妊娠を望まない場合には低用量ピルがのぞましい

アフターピル|中絶手術の後に気を付けたいこと

望まない妊娠を防ぐためには、日頃から避妊をしっかりと行うことが大切です。

中絶手術後は心身ともに体調がすぐれず、安静にして、休息をとることで体調は回復し、日常生活を送れるように回復していきます。ただ二度とこのような悲しい選択をしなくてもすむように普段から確実に避妊することが大切です。

もっともポピュラーな避妊方法が、低用量ピルでの避妊です。正しく服用すればほぼ100%の確率で避妊できる方法です。

女性の意思で避妊できる方法として、妊娠を望まない女性にはおすすめの方法です。

もう一つは、避妊に失敗したというときに使用する、アフターピルです。

避妊に失敗したというとき、性行為後72時間以内に服用すると、妊娠を防ぐことができる薬です。アフターピルは、急激に排卵を遅らせたり、着床を防ぐ効果がありますが、その分体にも負担がかかり体調を崩すことも考えられます。

また副作用が強いにもかかわらず、100%の成功率ではありませんから、やはり日頃から低用量ピルなどを使用し、自分の体を守ることが女性には必要なことではないでしょうか。

中絶手術後には安静が必要

安静にする女性|中絶手術の後に気を付けたいこと

中絶は、望まない妊娠やそれぞれの事情によって出産が不可能な場合に行う堕胎手術です。

中絶手術後は、はい終わり、ではなくしっかりとしたケアがとても大事で、クリニックの医師の指示に従って安静にし、休息を与えることが中絶手術後の回復にはとても大切なことです。

中絶手術後数日間は、少量の出血や痛みがみられ、感染症を防ぐために薬を服用することが必要です。

ホルモンバランスが崩れ、頭痛やめまいなどの症状が現れることもあるので、体の回復を第一に考えて、仕事や学校を一時休んで安静にすることや、経過確認のために診察を受けた方がよいでしょう。

何よりも中絶したことで、罪悪感や後悔の気持ちで、長期間ストレスとして残る女性も少なくありませんから、こうした心の負担を積み重ねないためにも、日頃から妊娠を望まない場合には、避妊をしっかり行い、中絶を繰り返さないようにすることが大事なことです。