運動は体調をみながら徐々に再開していこう

術後の過ごし方について

中絶手術後は、血の有無について気を配る必要があります。

出血している量が、普段の生理と変わらない量であれば問題はありません。

中絶手術後に、突然これまで確認したことがないほどの大量の出血が起きた際には、子宮の内部に取り残したものがある可能性があります。
このようなことから、中絶手術後に違和感を覚えた場合躊躇せずにすぐに病院で診察してもらう必要があります。

また、出血が確認されないという場合にも注意が必要です。

子宮の収縮が適切に行われないことから血が溜まることがあります。
血が溜まってしまうと細菌に感染するリスクが高まるため、適した処置が行われる場合があります。

こういった異常は、検診によって早期発見できるので、中絶手術後は必ず定期健診を受けるようにしましょう。

さらに、術後はできるだけ安静にし回復を待つようにしましょう。

術後の身体の動かし方について

中絶手術後は、およそ2週間でこれまでと同じような日常生活を営むことができます。

術後は、辛い物を口にしたり飲酒、喫煙をするということは好ましくないため、可能であればやめるべきです。

運動は、およそ2週間後の診察で医師による許可が出た際に可能になります。
術前と同じように運動して良いのですが、これまで安静にしていた期間が長いこともあり体調の具合を確認しつつ行いましょう。

注意すべき点は、少しでも体調に変化を感じた場合には、即座に診察を受けるようにするということです。

生じる可能性のある変化は様々ありますが具体的には、出血の量が多いということや発熱という症状は特に気を付けて確認するようにしてください。

さらに、術後の性行為もおよそ2週間で許可されるものの、自己判断することなく体調を見極めることが大切です。