足の付け根など身体的と精神的痛みについて
術後の後遺症と合併症について
女性において、心身ともに多くの負担をもたらすのが中絶です。
中絶は、中絶手術後に後遺症が残ることもあるため中絶の経験がある方々の間において気がかりとなる事案です。
中絶手術後の後遺症は、精神的な事柄と身体的な事柄に分けられます。
加えて物理的な後遺症など様々な事柄が挙げられますが、全ての方が全ての後遺症に悩まされるということはありません。
しかも、現在は技術も高まっており薬の効能も高まっているため以前よりもリスクは低くなっていると言えます。
中絶による合併症は100種類を超えています。
その中でも後遺症に繋がってしまうようなものは感染症と子宮頸部損傷が挙げられます。
感染症は、中絶手術後に処方される抗生剤で予防することが可能ですし、感染症にかかってしまったとしてもとても軽いものであることが多いです。
心理的にも負担のかかる中絶について
中絶手術後には、下腹部と足の付け根に痛みを感じるケースが多いです。
足の付け根など遠い部位で痛みを感じると手術に不備があり、他の問題が起こっているのではないかと不安になるものの、痛みという症状だけで手術の失敗と決めつけるのは早計です。
痛みを感じるのは、身体的な面はもちろんですが精神的な面も疎かにしてはいけません。
通常の悩み事とは異なり、中絶の場合は気軽に周囲の方に相談するということが難しいためです。
さらにパートナーが存在するという点も解決を難しくしているポイントです。
中絶という選択肢をする以上は、必ず相手が存在しているためです。
仮に、パートナーが中絶という選択肢を選択した場合は、積極的に相談にのるなど軽減させてあげることが何よりも重要になります。
そして、大変な選択ではあるものの思いつめ過ぎないということも大切です。