中絶手術後の注意点について

中絶手術後の肉体的な後遺症について

中絶手術後の注意点は子宮内部の損傷と感染症の二つです。この二つが後遺症を残すことがあります。

手術後しばらく安静にしていれば出血は徐々に減っていきます。もし出血の量が多く痛みも伴う場合は早急に病院に行かなければなりません。もし感染症を起こしていれば再手術が必要なこともあります。

もう一つの注意点が子宮内部の損傷です。子宮内部に小さな傷が残ってしまった場合後遺症として不妊や流産を招くことがあります。子宮内部が癒着してしまった場合子宮内膜の形成に異常をきたし受精卵が着床しにくくなってしまいます。

また中絶手術の時に無理やり子宮頚部を器具で押し広げることで子宮頚部の裂傷を起こすことがあります。子宮頚部の裂傷は将来の出産のときにダメージを招きかねません。早産や流産、死産などのリスクが高まるとされています。

日常生活上の精神的な後遺症について

中絶手術を経験したあと精神的なダメージを残すことがあります。

注意点として心的外傷後ストレス(PTSD)を発症することがあります。

中絶した赤ちゃんのことを考え続けたり、赤ちゃんの悪夢を見たり、中絶時の様子などをフラッシュバックで再体験することもあります。自分を犯罪者のように感じて自分を責め続ける人もいます。

また妊娠を継続しなかったことで、パートナーとの信頼関係が崩壊し危機的な関係が生じることがあります。その結果ストレスになってうつ状態になることもあります。また自分の体の一部を失ってしまったような喪失感を感じることがあります。

特に中絶手術後の後遺症で悩むことを中絶後遺症候群と呼んでいます。特にティーンエイジャーやパートナーと離別した人に多いとされています。感情を抑圧した結果心身症や精神病的な行動をとってしまうこともあります。このような症状は中絶手術体験者の約20%が体験しているということもわかっています。

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