術後のうつには注意しよう
中絶手術後にうつ病になるケース
中絶は女性の心身を深く傷付ける物です。
中絶後、子供に対する罪の意識や後悔からうつ病を発症するケースもありますので、術後のメンタルケアは怠らないようにしましょう。
子供の夢をみる、赤ん坊の泣き声が聞こえる等、心理的に追い詰められてしまう事もあります。
また、病んでいく姿を見てパートナーも同時にうつ病になるケースもありますので、精神的なケアは必要不可欠と言えるでしょう。
最悪の場合だと精神的に耐えることが出来ず、自殺を試みる事もありますので注意が必要です。
他にもリストカット、オーバードース等の行動をとる人もいますので、こちらにも注意してください。
中絶後の心の動きは非常に不安定です。家族やパートナーが支える事が最も大切です。少しでもおかしいと感じた時は早めに診察を受けるようにしてください。
うつ病のサインを見極める
中絶手術後は頭痛や目眩等、ホルモンバランスが崩れる事により一時的に体調不良になります。
しかし、一向に快方に向かわない場合、精神的に追い詰められている可能性があります。
例えば
- ・朝起きることが出来ない
- ・首筋や肩が張っている
- ・喉の奥に物が詰まっているように感じる
- ・胸が潰されているように感じて息苦しい
- ・人と関わりたくない
- ・外出が嫌になる
- ・飲食しても味がしない
- ・何をするにも億劫でやる気が起こらない
- ・死にたくなる、勝手に涙が出ている
等の症状が、中絶手術後しばらく経ってから出ている場合は要注意です。すぐに精神科や心療内科を受診しましょう。
子供を中絶した人には手厚いケアが必要になります。一人で行くことに不安があるなら家族や友人、パートナーと一緒に出向きましょう。一人で抱え込まず、専門家を頼る事が大切です。