違和感、卵巣の腫れに注意!

妊娠、中絶手術後に見られる体調の変化

悩める女性||中絶手術の後に気を付けたい事

中絶手術後は、心も身体も敏感な状態が続きます。

手術が終了するまでは、気が張り詰めていて、自分の身体をしっかり見つめることが出来なかった人も、手術後はより身体や体調の変化に意識が向き、ちょっとした不調でも敏感に感じることがあるでしょう。

実際に、不調が現れる時期でもありますので注意が必要です。妊娠をした女性の身体というのは、体内で目まぐるしい変化が起こっています。

女性は妊娠すると、ホルモンのバランスが変化します。胎盤を形成する為に、卵巣から分泌される プロゲステロンの量が増えていくことも妊娠時の一つの特徴です

初期妊娠の段階では、卵巣の腫れが起こることがありますが、ホルモンバランスの変化による生理的なものと言われています。人によっては、初期妊娠の中絶手術後に発覚することもあるでしょう。このように女性の身体には様々な変化と不調が見られますが、注意せずに自己判断に任せると大変なことになる場合もあります。

卵巣の腫れが疑われたら・・・

腹痛に悩む女性|中絶手術の後に気を付けたい事

中絶手術後の卵巣の腫れは、一般的に、妊娠時のホルモンバランスの変化が起こす生理的なものだと言われています。

下腹部が痛む、張っているような違和感がある、などの症状が見られるかもしれません。痛みがある場合は、すぐに婦人科で診察を受けましょう。

生理的なものが原因の場合は、手術などをせずに、経過観察という処置がとられます。

通常であれば中絶後に1~2ヶ月をかけて、女性ホルモンは妊娠前のバランスに戻ってゆき、それと共に、腫れが徐々にひく場合があります。
しかし、稀に、痛みがひどくなったり、下腹部が大きく張ってきたという場合は、注意が必要です。

生理的な症状ではなく、別の病気や以上が疑われる場合もあるでしょう。超音波検査で嚢腫の内部に悪性反応が出ないかを検査します。

手術により腫瘍を摘出するかどうかを、医師が判断します。

中絶後の身体には、様々な変化や不調が起こりますが、何かおかしいと感じたら、どんなことでも医師に相談することが大切です。