麻酔薬による副作用と注意点

中絶手術後に注意すること

麻酔|中絶手術の後に気を付けたいこと

中絶手術後には、さまざまな症状が現れます

麻酔の副作用として、吐き気やめまいといった症状が起こることがありますが、これらの副作用は、麻酔が切れると治まるものなので心配ありません。
ただ長く続くようなら医師の診断を受けた方がよいでしょう。

手術後は、子宮が収縮している状態なので、生理痛のような痛みがあり、数日にわたって出血や痛みを感じる人がいます。

出血の量が通常の生理程度なら心配はいりませんが、突然大量出血した場合には、子宮ないに取り残しがある可能性もあるので、すぐに受診しましょう。

術後に処方される薬は、体の回復とともに感染症を予防するためのものなので、きちんと服用することが大切です。

手術後に注意することは、なるべく手術当日や翌日は自宅で安静に過ごすことです。
思っている以上に体への負担が大きいものです。無理をしないように注意しましょう。

中絶手術後の精神的なダメージ

安静にする女性|中絶手術の後に気を付けたいこと

中絶手術後には、身体的なダメージ以外にも、精神的な後遺症に悩む人も少なくありません。

中絶は、どんな理由があったとしても、女性にとっては大きな苦痛を伴うものです。

精神的なダメージが大きいと、中絶後遺症候群になり、様々な症状が現れてきます。また精神的な後遺症として、鬱病やパニック障害になる場合もあります。

こういった場合の対処法は、ストレスを少しでも軽減していくように、リラックスできる時間を作ったり、思い切り泣いてみたりして気持ちを吐き出すことも大切です。

カウンセリングをうけることも一つの方法です。一人で悩まず人と話すことで気分が変わるかもしれません。

パニック障害を克服するには、心療内科や精神かの受診をおすすめします。パニック障害には効果的な薬もあるので、適切な治療を行えば克服することができます。