中絶手術後の体調面と出血した場合の注意点

中絶手術後の体調面の症状と危険なケース

腹痛に悩む女性|中絶手術の後に気を付けたい事

中絶手術直後は、麻酔の影響で目眩吐き気が出ることが多くあります。翌日には治まることがほとんどなので安静にしていれば問題はありません。

また個人差はありますが、術後数日は生理痛のような痛みが出ることもよくあります。これは子宮が収縮して元の状態に戻っていく過程に起こる痛みで、出て当たり前のものなので心配は要りません。

気になる場合は市販の痛み止で対応しても問題ありません。また発熱で体にだるさを感じることもありますが、熱が38度以下の場合は安静にしながら経過を見ていきましょう。

希なケースですが、痛みが強すぎたり、38度以上の高熱が出る場合は、子宮内感染を起こしている可能性があります。これは術中に子宮が傷付くことなどが原因で起こります。

不妊症や子宮外妊娠の原因にもなりかねないので、極端に体調がすぐれない場合は病院で診察を受ける必要があります。

出血期間中に気を付けること

中絶手術後の出血の量や期間は人によって変わってきますが、術後長い場合で10日程断続的にみられ、妊娠していた期間が長いほど出血の期間も延びる傾向にあります。

感染症を予防するために、こまめにナプキンを取り替えたり、洗浄・消毒をしっかりして清潔を心がけてください。

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また、感染症予防において入浴は避けシャワーを使うようにすることも重要です。シャワーであれば術後当日か翌日から入っても問題ありません。

性交渉も感染症の危険があるので、治まるまでは控えなければなりません。中絶手術後は次の排卵日を迎える時期が不規則になります。万全を期するなら術後、最初の月経が来るまで避けておいた方がいいでしょう。

半月程で軽い運動ができるようになりますが、はずみで残留していた少量の血液が出ることもあります。大量に出血があったり高熱が出たりしなければ、問題ありませんが、中絶手術後、心配事があれば医師に相談しましょう。